社内恋愛

社内恋愛 告白法

社内恋愛について、この間娘から相談を受けた時に、

こんな自分の若かりし日に書いた日記を読み返してしまいました。

まあもっとも、娘はただバイト先で出会った素敵だと思う男性に対する思いを

伝えるかどうかで悩んでいるだけ、

社内恋愛なんて大げさな言葉は全然眼中にないようです。

実際問題、バイト先でカッコいい男性や可愛い女の子を見つければ、

あの子いいなぁっと思う気持ちは誰でも持つ事。

社内恋愛なんて言葉で表現するのは大層過ぎるのかも知れません。

でも、自分の恋心を相手に告白するかどうかは、

恋愛のスチュエーションに関係なく重大問題です。

例え出会いの場がバイト先や勤務先であっても、

その恋が実らなければ形ある社内恋愛には発展しない訳ですから。

まあ、私の場合は見事にそのパターン、最後に勇気を出して手紙を渡したけど、

未だ返事はなく、初めての社内恋愛の夢は泡となって消えました。

社内恋愛は告白のタイミングが難しいとよく言われますが、

考えてみれば私の場合は今後もし成功しても、そこで進行する事はありませんでした。

なにしろ向こうがもう遠くへ行く事が決まっていて、

ずっとそこで一緒に働けない事は判っていた訳ですから。

だからこそ、思い切って告白出来たんだろうけど、

どうせもともと社内恋愛としては形にならない恋。

あの時、勇気を出して自分の気持ちを伝えた事は、今も後悔していません。

なので、娘にも彼女が社内恋愛なんて大げさな言葉を

全く意識していないなら余計に結構、正直に告白したらどうかとアドバイスしました。

親としては、多分二人は社内恋愛には発展しないだろうと

高を括っている部分はかなりあるんですけど。

だってそうでしょう、普通なら娘の社内恋愛を

母親がそう易々と勧められる訳がないです。

我が子が女子大生になっても未だ娘離れ出来ない主人が聞いたら、

きっと猛反対する事は目に見えています。

告白する事によって、傷ついたり喜んだり、一つ一つ新しい感情を覚え、

様々な知識や技を身に付けて行くものだと思います。

だから私は、社内恋愛も頭ごなしには否定しないし、告白の勧めもしました。